マタニティ通信

2014年4月4日(金)更新

第145回「おっぱいマッサージ」

出産後すぐに赤ちゃんに母乳を吸わせてあげられるように妊娠30週頃からは、おっぱいマッサージをして乳頭、乳輪をやわらかくしておきましょう。
腹緊の自覚がある方、張り止めの薬を内服中、出血がある時は36週頃から行って下さい。

おっぱいマッサージの手技

  • マッサージする手の3本指で乳頭、乳輪をはさみ、少しずつ圧を加えながら3秒ほど圧迫します。
  • 3本の指で乳頭、乳輪をはさみ、横方向にもみずらしながらほぐします。
  • 3本指で乳頭、乳輪をはさみ、縦方向にもみほぐします。

初めは軽く力を加えながら、少しずつ圧を加えましょう。詳しい方法は、スタッフにお尋ね下さい。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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