マタニティ通信

2014年2月7日(金)更新

第137回「新型出生前診断の開始」

広島大学では平成26年2月3日より妊婦の血液を採取して胎児の染色体異常を調べる無侵襲的出生前医学的検査を開始しました。中国地方では、岡山大学に次いで2施設目となります。
妊娠10週以降で、出産時に35才以上となる高齢妊婦・染色体異常の子どもを出産した妊娠歴がある などの妊婦さんに限られます。
本検査および遺伝カウンセリングの予約は、直接ご本人からの申し込みではなく、かかりつけの産婦人科を通じてのみ受け付けます。カウンセリングも含め費用は約21万円です。
詳しくは広島大学遺伝子診療部のサイトをご覧下さい。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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