2013年11月8日(金)更新
第124回「妊娠中の喫煙」
妊娠中の喫煙は、タバコに含まれるニコチンの血管収縮作用により血行が悪くなるため、赤ちゃんに十分な酸素や栄養がいきません。さらに、血液中の一酸化炭素を増やすため、ますます酸素を減少させてしまいます。
その結果、低出生体重児の出産、早産などのリスクが高まります。悪いことばかりで、胎児や母体によいことはありません。
また、生まれてきた赤ちゃんも乳幼児突然死症候群(SIDS)を引き起こす可能性があります。生まれてくる赤ちゃんの為にも、がんばって禁煙しましょう。
また、妊婦さん自身が喫煙しなくても、夫が吸えば受動喫煙により胎児にも影響を及ぼします。健康な赤ちゃんの体重のためにも家族みんなで禁煙するようにしましょう。