妊娠中は疲労しやすく、旅行は負担となる事もあります。移動時の乗り物の振動や長時間の同一姿勢は、子宮収縮を誘発する事もあります。又、旅行中は、異常を察知した場合に、すぐに適切な対応・治療を受けにくいという点もあります。

旅行の時期は、流早産の起きやすい妊娠初期や妊娠末期は避け、比較的安定している妊娠中期に旅行する事をお勧めします。旅行のスケジュールは、余裕をもたせ、体調に合わせて変更しましょう。そして、混雑している乗り物や、振動の激しい乗り物は避けましょう。又、単独の旅行は避け同伴者と行くように計画して下さい。旅行中は母子健康手帳と保険証を携帯し、旅行先での医療機関があるかを確認しておきましょう。
旅行を計画する時には医師に相談して決めましょう。