マタニティ通信

2013年10月18日(金)更新

第121回「妊娠中の運動について」

妊娠中の運動は、運動不足の解消、肥満の予防、気分転換、体力の維持、持久力の獲得に有効です。妊娠中は、生活環境に合わせて、運動を定期的に行う事が望ましいです。

一般的には、週2~3回、1日30~60分の有酸素運動が妊娠中の適度な運動と言われています。散歩やストレッチ、ヨガや妊婦体操などを体調をみながら行うと良いでしょう。
 運動を行う前には、切迫流早産・頸管無力症・前期破水・前置胎盤・妊娠高血圧症候群などの異常がないことを確認する必要があります。

体を動かすことで、血流が良くなり、赤ちゃんも一緒リフレッシュすることができます。適度に運動をして、楽しく快適な妊娠生活を送りましょう。

執筆者

中川産科婦人科 院長 中川 仁志

中川産科婦人科 院長:中川 仁志
Hitoshi Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部産科婦人科学教室入局

職歴
呉医療センター・中国がんセンター
広島大学医学部附属病院
県立広島病院
資格
日本産科婦人科学会 専門医
母体保護法指定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
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