2013年10月11日(金)更新
第120回「妊娠線について」
妊娠線とは、妊娠週数が進むにつれて大きくなるお腹の皮膚が、その成長についていけずに伸びきらずできる赤紫色の皮膚の亀裂のことです。
皮膚の表面を覆う表皮は比較的伸縮性があるのですが、内部の真皮と皮下組織は弾力性が少ないため、急激な体の成長についていけず、亀裂が入ってしまいます。
出産後に身体がもとに戻り時間が経つと白っぽい線になり、目立ちにくくなりますが、一度できてしまうと消えることはありません。
予防としては
◎急激な体重増加を防ぐための食事と運動を心がけること。
◎皮膚の乾燥を防ぎ、伸びをよくするためにオイルやクリームでマッサージをすること。
◎健康な肌を保つために栄養価の高い食事をとることが良いでしょう。