2013年10月4日(金)更新
第119回「貧血の予防について」
お腹の中の赤ちゃんは、お母さんの血液から酸素や栄養などを得て成長します。そのため、お母さんは鉄分不足になってしまい、普段よりも貧血をおこしやすくなります。
しかし、食生活を見直すことで、貧血になりにくい身体をつくることができます。そこで積極的に摂りたいのが、ひじきやほうれん草、レバー、あさりなど、鉄分を多く含む食品です。鉄分は動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップします。肉や魚と一緒に調理したり、野菜や果物を一緒に摂るようにしましょう。
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を阻害するため食事前後2時間は控えてください。食中は麦茶やハーブティーなどタンニンの少ないものを選びましょう。