マタニティ通信

2013年9月27日(金)更新

第118回「妊娠中の腰痛」

妊娠中には7割近くの妊婦さんが腰痛を経験し、多くは妊娠20週以降のお腹が大きくなってくる時期に起こります。腰痛の原因としては、妊娠による体重増加や、お腹が大きくなる事によりバランスをとるために自然と体をそった姿勢となり腰への負担が増強するためと言われています。妊娠に伴う生理的変化によるものであるため、分娩後に腰痛は自然に消失するので心配することはありません。

対策としては、体重をあまり増やさないように自己管理すること、特に急激な体重増加は腰への負担が大きくなります。また、立った姿勢で長時間過ごさないこと、腰痛を自覚したら早めに横になり体を休ませるよう心がけましょう。

妊娠中は鎮痛剤の内服は避け、まずは腰に負担がかからないよう日常生活で気を付けることが大切です。

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