2012年2月24日(金)更新
第35回 「喫煙の及ぼす影響」
タバコの煙にはニコチンを含め種々の有害物質が含まれています。妊娠中の喫煙は流産や早産の増加、またお腹の赤ちゃんの体重が増えにくくなります。
妊婦さん自身が吸わなくても家族がタバコを吸えば副流煙によって同様のリスクがあります。
また産後には赤ちゃんと一緒に生活するようになります。両親が喫煙する場合は非喫煙者の両親と比べ約4.7倍も乳児突然死症候群の発症率が高いという報告もあります。妊婦さん自身の喫煙はもちろんのこと、赤ちゃんの側での喫煙もよくありません。
健康な赤ちゃんの誕生、そして健やかな成長のために家族全員で禁煙に努めましょう。
最近では禁煙外来をしている病院も沢山あります。まずは相談に行ってみましょう。