マタニティ通信

2012年2月17日(金)更新

第34回 「妊婦さんと乾燥肌対策」

空気の乾燥が続いている時期は、皮膚表面の水分が蒸発しやすく乾燥肌に悩まされます。皮膚の乾燥がひどくなるとかゆみもでてきます。妊娠中はホルモンのバランスの変化によりいろいろな皮膚のトラブルが起こりやすく乾燥肌もそのひとつとしてあげられます。

乾燥肌対策として

  • 室内では加湿器などを利用して湿度を保つ
  • 洗顔・入浴後は、体についている水分を拭き取り保湿効果のあるクリームなどを使う。乾燥肌は刺激に敏感なため低刺激のものをお勧めします。つわりにより保湿剤の香料が気になる場合は、無香料あるいは自分に合う香料を探してみるのも良いと思います。
  • かゆみがひどく、赤くただれているようでしたら皮膚科受診をお勧めします。

執筆者

中川産科婦人科 麻酔科医師 中川 聖子

麻酔科医師:中川 聖子
Masako Nakagawa

久留米大学医学部卒業
広島大学医学部麻酔・蘇生科学教室入局

職歴
県立広島病院
安佐市民病院
広島大学医学部附属病院
資格
日本麻酔科学会 麻酔科専門医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コース 修了
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