2011年12月16日(金)更新
第25回 「高齢出産について」
35歳以上の出産を高齢出産といいます。初産に限らず、2人目以降の妊娠も同様です。リスクとしては、妊娠・分娩中の合併症の上昇や、ダウン症に代表される染色体異常の確率が20歳代に比較すると高くなると言われています。
34歳までなら出産に問題なしと考えがちですが、35歳を境に急に危険性が上昇するわけではありません。
出産をスタート時点と考えると、生活力や経済力などではプラスとなることもあります。また、若い頃よりは体力面では劣ってしまうものの、精神面では年齢を重ねた方がゆとりを持てることもあります。
まずは正しい知識を身につけ、母児共に健康的な出産を心がけましょう。