2011年11月18日(金)更新
第21回 「腰痛について
妊娠中のつらい症状の1つに腰痛があります。
主な原因はホルモンと姿勢によるものです。
妊娠すると、様々なホルモンが分泌されますが、その1つに靭帯を緩めるものがあります。このホルモンはお産のときに赤ちゃんが通りやすいよう骨盤を緩める作用があるため、骨盤が不安定になり痛みがおこります。また、妊娠して大きくなったお腹に引っ張られて姿勢が変わり、それに対抗しようとして腰や背中の筋肉が緊張状態になり、腰痛を起こすこともあります。
対処法として、ベルトやさらしなどで骨盤を支えること、まっすぐな姿勢を意識して日常生活を送ることです。少しの意識で腰痛が緩和されるので、行ってみてください。