2011年9月23日(金)更新
第13回 合併症妊娠について
病気を持った女性が妊娠する事を合併症妊娠と言います。
子宮や卵巣など婦人科的疾患を合併している場合もありますが、内科的疾患を合併している場合もあります。
高血圧症などの心疾患、喘息などの呼吸器疾患、腎疾患、甲状腺疾患、糖尿病など様々な内科的疾患を合併し妊娠する場合があります。
妊娠中には母体の変化に伴いもともとの内科的疾患が悪化する場合があり、妊娠前から管理をしっかりと行うことが妊娠中の経過を良くすることにつながります。
また、使用している薬剤の量の調節や種類の変更が必要となる場合もあり、挙児希望がある場合は事前に主治医の先生に相談する事をお勧めします。