2011年7月8日(金)更新
第2回 妊娠とくすりについて
「妊娠に気づかず薬を服用してしまった!」妊娠中に薬を飲んでなくても、先天奇形は約2%みられます。奇形発生率を高めるような危険な薬は、一部の特殊な薬だけです。基本的に赤ちゃんに影響を与えるほどの薬は少なく、妊娠に気づかず1~2度の服用ではそれほど心配はないとされています。薬の影響を受けやすい時期は、妊娠4~12週(最終月経~数えて)(特に4~8週)、妊娠周期が進むほど薬による胎児の受ける影響は低くなるとされています。
しかし、持病のある妊婦さんは薬の内服を続けなければいけません。妊娠中は自己判断での薬の服用・中止は避け、産婦人科医や他科の医師に相談しましょう。詳しく知りたい方は、成育医療センターHP妊娠と薬情報センターへお問い合わせ下さい。