マタニティ通信

2011年10月21日(金)更新

第17回 「おりものについて」

おりものとは、子宮の出口や膣から分泌される粘液です。乾燥を防ぐ潤滑剤の役割と、体内への雑菌の浸入を防ぐ役割があります。
膣内は、常在菌により酸性を保つことで清潔に保たれています。そのため、やや酸性臭のこともあります。本来、透明~白色で、やや水様です。月経周期や体調で変化します。妊娠すると、女性ホルモンの変化により、おりものが増量する人が多いようです。

色、臭い、性状の変化や、外陰部のかゆみ・痛みなどの症状にも注意が必要です。
黄~緑・茶褐色のおりものや白くポロポロした酒粕状・泡状の場合は医師に相談しましょう。
石鹸で洗いすぎると酸性が保てず、感染症になることもあります。シャワーなどで外陰部を清潔にするように心がけましょう。

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