2011年7月29日(金)更新
第5回 STD(性感染症)ってなあに?
STD(性感染症)とは、性行為によって感染する病気で、一般に性病と呼ばれており今、増えています。
STDには梅毒、淋病、クラミジア感染症、性器ヘルペス、尖形コンジローマ、エイズなどがあります。女性がSTDに感染するとさまざまな危険があります。
感染により子宮や卵巣の周囲に炎症がおき、不妊症や子宮外妊娠を起こす場合もあります。また、妊婦さんがSTDに感染すれば流産や早産のリスクが高まります。胎児の成長や発達を妨げたり、出産時に赤ちゃんに産道感染し、結膜炎や肺炎などの病気を引き起こします。症状は無症状のこともありますが、普段からおりものの変化や体の状態を観察しておきましょう。STDは放置しても治りません。早めに医療機関を受診しましょう。